採用動画の座談会形式とは?人選・テーマ設計から編集までの作り方を解説

採用動画の座談会形式とは?人選・テーマ設計から編集までの作り方を解説

「社員インタビュー動画は作ったけれど、どこか堅くて会社の雰囲気が伝わらない」「複数の社員が語り合う座談会形式に挑戦したいが、何から決めればいいかわからない」、そんなお悩みはありませんか?

座談会形式の採用動画は、社員同士の自然な会話を通じて、職場の空気感や人間関係をそのまま届けられるのが特徴です。ただし、人選やテーマ設計を誤ると、ただの雑談や台本の読み合わせになってしまい、求職者の心に残りません。

この記事では、採用特化のTikTok運用代行会社・株式会社ADDICT ONE(アディクトワン)が、座談会形式の採用動画の強みと作り方、失敗を防ぐ注意点を解説します。座談会形式の採用動画をお考えの企業様は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

採用動画における座談会形式とは

座談会形式の採用動画とは、複数の社員が一つのテーマについて語り合う様子を撮影し、編集した動画のことです。

一人の社員がカメラに向かって話すインタビュー形式と違い、座談会では社員同士の掛け合いが主役になります。質問に答えるだけでは出てこない本音や、先輩と後輩のやり取りから、その会社の人間関係が自然と浮かび上がるのが特徴です。

求職者が採用動画で知りたいのは、仕事内容の説明よりも「どんな人が、どんな空気で働いているか」です。座談会形式は、入社後の人間関係を疑似体験できる数少ない手段といえるでしょう。特に若手にとって、同年代の社員が本音で話している姿は、求人票の何倍も説得力があります。

一方で、会話が主役だからこそ、準備なしに撮ると「内輪で盛り上がっているだけ」の動画になりがちです。誰を集め、何を語ってもらい、どう編集するかという設計の手順を押さえることが、成果を左右します。

なお、インタビュー形式や社員紹介など、採用動画の種類ごとの特徴は採用動画の種類で整理しています。本記事では座談会形式に絞って、企画から公開までの実務を解説します。

座談会形式の採用動画が持つ3つの強み

座談会形式の採用動画3つの強み

座談会形式には、他の形式では代わりが利きにくい強みがあります。ここでは代表的な3つを見ていきましょう。

会話から本音と人間関係が伝わる

1つ目の強みは、社員同士の会話から、飾らない本音と人間関係が伝わることです。一人で話すと言葉を選んでしまう社員も、同僚の発言に「それ、わかる」と反応するうちに自然な表情になります。

求職者は、話している内容と同じくらい、誰がどんな表情で聞いているかを見ています。相づちや笑い声、先輩が後輩に話を振る場面は、上下関係の距離感をそのまま映し出すものです。文章では説明しきれない「働きやすさ」が、言葉にしなくても伝わります。

一本で複数の視点を届けられる

2つ目は、一本の動画で年次や職種の異なる複数の視点を届けられることです。新卒1年目、中堅、管理職が同じテーマを語ると、それぞれの立場から見た会社の姿が立体的になります。

求職者は、自分に近い立場の社員の発言に特に注目するものです。複数の視点があれば、どの層の求職者にも刺さる場面を一本の中に用意できます。インタビューを人数分撮るより効率的で、編集で短く切り出す素材も豊富になるでしょう。

短尺動画の素材として切り出しやすい

3つ目は、座談会の会話がTikTokなど短尺動画の素材として切り出しやすいことです。盛り上がった一言や意外な本音は、そのまま15秒から60秒のクリップになり、SNSで拡散しやすい形に整えられます。

ADDICT ONEでも、長尺の座談会を撮影した後に、話題ごとに短く分けてTikTokへ投稿する形をよく提案しています。一度の撮影で複数本の投稿を確保できるため、継続的な発信が求められるSNS採用と相性の良い形式です。

座談会形式の採用動画の作り方

座談会形式の採用動画の作り方

座談会形式は「集めて話してもらえば撮れる」ように見えて、実は事前の設計で出来栄えの大半が決まります。人選から撮影までの流れを順に解説します。

人選は「役割の違い」で決める

1つ目のステップは、参加する社員を立場や役割が異なる3〜4名で組むことです。仲の良い同期だけを集めると会話は弾みますが、視点が似通って内輪ノリに見えやすくなります。

おすすめは、話を広げる役・具体例を出す役・まとめる役がそろう組み合わせです。人数が5名を超えると一人あたりの発言が薄くなり、誰の話か追いにくくなるため注意しましょう。話すのが苦手な社員も、聞き役として入ると自然な反応が撮れます。

テーマは「求職者の不安」から逆算する

2つ目は、語り合うテーマを求職者が抱える不安や疑問から逆算して決めることです。「入社前と後のギャップ」「一番大変だった仕事」「上司にどう相談するか」など、求人票では答えにくい問いほど価値があります。

テーマは1本につき1〜2個に絞るのがコツです。あれもこれも話そうとすると、どの話も浅くなり、視聴者の記憶に残りません。事前に参加者へテーマだけ共有し、答えは決めずに当日を迎えると、台本感のない会話になるでしょう。

進行役を立てて会話を掘り下げる

3つ目は、進行役(ファシリテーター)を一人立て、会話の流れをゆるやかに設計することです。進行役は参加者に含めず、採用担当者や制作側が務めるとバランスが取りやすくなります。

進行役の仕事は、質問を投げることよりも沈黙を恐れず話を掘り下げることです。「それはなぜ?」「具体的には?」と一歩踏み込むだけで、表面的な回答が本音に変わります。撮影は複数のカメラで表情も押さえておくと、編集の自由度が高まるでしょう。

撮影場所は、会議室よりも普段仕事をしているオフィスや休憩スペースがおすすめです。見慣れた場所のほうが参加者の緊張がほぐれ、背景そのものが職場の雰囲気を伝える情報になります。

座談会形式の採用動画で失敗しないための注意点

座談会動画でよくある失敗と対策

座談会形式には、この形式ならではの落とし穴もあります。よくある3つの失敗とその防ぎ方を押さえておきましょう。

台本の読み合わせになってしまう

1つ目の注意点は、会社側が言わせたいことを決めすぎて、台本の読み合わせになってしまうことです。きれいな言葉が並ぶほど、視聴者は「作られた会話」だと感じ、かえって信頼を失います。

防ぐには、参加者にセリフではなく問いだけを渡すことです。ネガティブに聞こえる話題も、「大変だったけれど、こう乗り越えた」という流れにすれば、むしろ誠実さとして伝わります。多少の言い間違いや笑いは、編集で消さずに残す判断も大切でしょう。

編集で長さと見せ場を整えない

2つ目は、撮ったままの長さで公開し、見せ場が埋もれてしまうことです。座談会は1時間撮ると素材が膨大になり、そのまま出すと最後まで見てもらえません。

編集では、冒頭15秒に一番の見せ場を置き、話題ごとにテロップで区切ると離脱を防げます。本編は3〜5分程度にまとめ、印象的な一言はTikTok用に縦型で切り出すと、一度の撮影が何本もの発信に育ちます。

公開後の導線を用意していない

3つ目は、動画を公開しただけで満足し、応募への導線を用意していないことです。せっかく興味を持った求職者も、次に何をすればいいかわからなければ、そのまま離れてしまいます。

動画の最後やプロフィール欄に、カジュアル面談や採用ページへの案内を忘れずに置きましょう。さらに、視聴数や保存数、応募数を確認してテーマや人選を見直すことで、2本目以降の精度が上がっていきます。

私たちADDICT ONEは、採用に特化したTikTok運用代行「Recruit ONE」として、7,000本以上の動画制作実績をもとに、座談会形式をはじめとする採用動画の企画・撮影・編集を支援しています。

人選やテーマ設計の段階から伴走し、撮影した座談会をTikTok向けの短尺動画へ展開する運用まで一貫して対応できるのが強みです。支援先には、運用6か月で8名(うち4名が20代)の採用につながった企業もあります。

「座談会形式の採用動画を作りたいが、社内だけでは進め方がわからない」とお困りの企業様は、一度ADDICT ONEの無料相談をご利用ください。自社の社員のどんな組み合わせが、どんなテーマで語れば魅力が伝わるのか、具体的な企画案からご提案します。

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採用動画 座談会でよくある質問

ここでは、座談会形式の採用動画についてよく挙がる質問へ回答します。

  • 座談会の参加人数は何名がよいですか?
  • 話すのが苦手な社員しかいない場合はどうすればいいですか?
  • 座談会動画はどのくらいの長さにすべきですか?

Q. 座談会の参加人数は何名がよいですか?

A. 立場の異なる3〜4名が目安です。2名だと対談に近くなって視点が広がりにくく、5名以上は一人ひとりの発言が薄くなります。年次や職種が異なるメンバーを組むと、会話に自然な広がりが生まれるでしょう。

Q. 話すのが苦手な社員しかいない場合はどうすればいいですか?

A. 進行役が問いを小さく区切って投げると、口数が少ない社員でも話しやすくなります。「入社初日に驚いたことは?」のように答えやすい質問から始め、盛り上がった場面だけを編集で使えば問題ありません。無理に話し上手を演じてもらう必要はないでしょう。

Q. 座談会動画はどのくらいの長さにすべきですか?

A. 本編は3〜5分程度にまとめ、SNS向けには15秒から60秒のクリップに切り出すのがおすすめです。撮影自体は1時間ほど行い、素材を多めに確保しておくと編集で選びやすくなります。長い動画は最後まで見てもらえないことを前提に設計しましょう。

座談会形式の採用動画で、会社の空気をそのまま届けよう

座談会形式の採用動画は、社員同士の会話を通じて本音と人間関係をそのまま届けられる形式です。人選は役割の違いで決め、テーマは求職者の不安から逆算し、進行役が会話を掘り下げることで、台本感のない動画になります。編集で見せ場を整え、応募への導線まで用意すれば、一度の撮影が何本もの採用コンテンツに育っていくでしょう。

まずは次の2つから始めてみてください。

  1. 年次や職種の異なる社員3〜4名で、語り合うテーマを1〜2個決める
  2. 進行役を立て、「なぜ?」「具体的には?」と掘り下げる質問を用意する

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この記事を書いた人

小野寺翼のアバター 小野寺翼 SNSマーケター

1997年、茨城県生まれ。2022年にSNSでの情報発信をスタートし、1年間で総フォロワー2.5万人を獲得。その後、企業の採用や集客を目的としたSNS運用に携わり、株式会社ADDICT ONEに入社。
現在はSNS事業責任者として、TikTok・YouTube・InstagramをはじめとするSNSマーケティング全体を統括。これまでに累計50アカウント以上を運用し、制作した動画は3,000本以上。
日々、企業のSNSをどう伸ばし、成果につなげるかを考えながら、実践を通じてより良い運用を追求しています。

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