「投稿が急に表示されなくなったのはNGワードのせい?」「どんな言葉を避ければよいのか一覧で知りたい」。そんな悩みを抱えていませんか。TikTokには、使うと表示制限や削除につながりやすい表現が存在します。
ただし公式が「NGワード一覧」を公開しているわけではないため、仕組みと傾向を理解して対策することが重要です。
この記事では、採用特化のTikTok運用代行会社「株式会社ADDICT ONE(アディクトワン)」が、TikTokのNGワードをカテゴリ別に一覧化し、企業アカウントが使える言い換え例、コメント欄のNGワード設定、採用動画で注意したい求人表現まで解説します。
炎上や表示制限を避けた安全な運用を相談したい企業様は、ADDICT ONEの無料相談へお越しください。
TikTokのNGワード一覧は公式にない|判定は「言葉×文脈」で決まる
「TikTokのNGワード一覧」で検索すると多くの情報が出てきますが、まず押さえておきたいのは、TikTokが公式の「NGワード一覧」を公開していないという事実です。
ネット上に出回る一覧は、利用者が表示制限や削除を経験したなかでまとめた非公式のものが中心で、正確性は保証されていません。
判断の拠りどころになるのは、TikTokのコミュニティガイドラインです。
ガイドラインはすべての人・すべてのコンテンツに適用され、動画の映像だけでなく、テロップやキャプション、音声、コメントも審査の対象になります。
審査はAIによる自動検出と、人によるモデレーションを組み合わせて行われており、同じ言葉でも前後の文脈や映像との組み合わせによって扱いが変わることがあります。
| 情報源 | 特徴 | 使い方の目安 |
|---|---|---|
| コミュニティガイドライン(公式) | 定期的に改定される一次情報 | 判断の最終基準にする |
| ネット上のNGワード一覧(非公式) | 経験則の集約で、正確とは限らない | 「制限されやすい傾向」の把握に使う |
つまりNGワード対策の基本は、ガイドラインの禁止カテゴリに沿って「危ない言葉・表現の傾向」を押さえることです。次の章では、制限されやすい言葉・表現をカテゴリ別の一覧にまとめ、企業アカウントで使える言い換え例とあわせて紹介します。
【カテゴリ別】TikTokで制限されやすいNGワード・表現一覧
このカテゴリで解説する内容は、次の5つです。
まずは全体像を一覧表で確認しましょう。
| カテゴリ | NG表現の例 | 言い換え例 |
|---|---|---|
| 暴力・危険行為 | 「ぶっ殺す」「刺す」などの過激な言い回し/保護具なしの作業映像 | 感情を表す言葉に言い換える、作業映像は安全装備を装着した状態で撮影する |
| 性的・差別・誹謗中傷 | 性的なからかい、特定の属性への「あるあるネタ」 | 属性に触れず、事実や個人のエピソードとして語る |
| 自傷・薬物・犯罪 | 「死ね」「消えろ」などの言葉(冗談でも) | 強い否定語を使わず、具体的な改善提案に言い換える |
| 医療・美容の断定 | 「必ず治る」「絶対に痩せる」 | 「〜が期待できます」「〜の声もあります」 |
| 金銭・投資・外部誘導のあおり | 「絶対儲かる」「詳しくはYouTubeで」の多用 | 「事実ベースの実績を示す」「プロフィールのリンクに誘導する」 |
暴力・危険行為|「殺す」などの言葉と、保護具なしの作業映像
暴力的な言葉や、危険な行為を助長するように見える表現は、最も厳しく扱われる領域です。企業アカウントで注意したいのは、現場作業の映像です。保護具を着けていない作業風景や、刃物・工具の扱いは、演出のつもりでも危険行為と受け取られる余地があります。
建設や警備、消防設備など、現場を映す機会が多い業種はとくに注意が必要です。また、ケガの再現や事故のコント風演出も、意図が伝わりにくく危険行為の助長と誤認されやすいため避けたほうが無難です。
撮影段階から「保護具を外した状態を映さない」「本物の刃物を使う場面は最小限にする」といったルールを決めておくと、編集段階での見落としを防げます。
性的・差別・誹謗中傷|「いじり」「あるある」でも対象になる
性的なニュアンスの言葉や、特定の属性をからかう表現、誹謗中傷につながる言葉は、冗談や「あるあるネタ」の文脈でも制限対象になり得ます。社内ノリの雑談をそのまま切り出した動画で、意図せず触れてしまうケースが少なくありません。
たとえば「〇〇あるある」という企画は親しみやすい反面、特定の年代・性別・職種に対する決めつけとして受け取られるリスクをはらんでいます。投稿前に、社内の人間関係や業界の文脈を知らない第三者の目でチェックする体制が有効です。
身内では笑える表現も、初めて見る視聴者には差別的に映る可能性がある点を意識しましょう。
自傷・薬物・犯罪|冗談でも「死ね」は即制限の対象
「死ね」「消えろ」といった言葉は、たとえ軽い冗談やリアクションのつもりでも、自傷や誹謗中傷を助長する表現としてガイドライン違反になりやすいカテゴリです。薬物や犯罪行為を面白がって扱う演出も同様に扱われます。
「(辛すぎて)死ぬ」「〇〇罪で逮捕」のような日常的な誇張表現も、単語だけを機械的に検知される場合があるため注意が必要です。企業アカウントでは強い否定語そのものを避け、「もう限界」「本当に大変」のように、感情を伝えつつ過激な単語を使わない言い回しに置き換えるのが安全です。
テロップの言葉選びを見直すだけでも、リスクは大きく下げられます。
医療・美容の断定|「必ず治る」「絶対痩せる」の言い換え方
「必ず治る」「絶対に痩せる」のような効果の断定は、誤解を招く情報として制限されやすい表現です。美容・健康・医療系の企業アカウントはとくに注意が必要で、効果には個人差がある前提の表現に言い換えることが基本になります。
たとえば「必ず改善します」は「改善が期待できます」、「絶対に痩せる」は「〇〇の声もいただいています」のように、断定を避けた表現に置き換えると印象を保ちながらリスクを下げられます。この論点は、景品表示法などの広告表現規制とも重なる領域のため、二重の意味でリスクがあります。
専門的な効果を扱う場合は、社内の確認フローに広告表現のチェックも組み込みましょう。
金銭・投資・外部誘導のあおり|「誰でも稼げる」「詳しくはYouTubeで」はスパム判定の対象
「絶対儲かる」「誰でも簡単に稼げる」のような金銭をあおる表現は、詐欺・スパムに関わるカテゴリとして制限されやすい領域です。加えて、「続きはYouTubeで」「詳しくは公式LINEから」のように、外部サービスへ過度に誘導する文言も、スパムと判定される要因になります。
採用系の発信でも、給与や待遇を誇張する表現は避け、事実ベースで伝えるのが安全です。誘導したい場合は「詳細はプロフィールのリンクから」といった控えめな文言にとどめましょう。
コメント欄で「〇〇円プレゼント」のような懸賞・特典訴求を連発するのも、スパム的な行動として評価を下げる要因になるため注意が必要です。
採用動画でやりがちなNG表現一覧|規約と求人ルールの二重チェック
自社の調査では、就活生の約65%が企業のTikTok動画を視聴し、最大80%が興味を持ったという結果が出ています。
TikTokは採用の入口として大きな影響力を持つからこそ、求人表現のNGにも注意が必要です。ここでは、TikTokのガイドラインだけでなく、求人表現としての適法性にも関わる2つの論点を解説します。
年齢・性別を限定する表現|「20代限定」「女性スタッフ募集」
「20代限定」「女性スタッフ募集」のように、募集の対象を年齢や性別で絞り込む表現は、TikTok自体のNGワードというより、求人広告としての表現ルールに関わる論点です。
労働施策総合推進法や男女雇用機会均等法など、募集・採用における年齢・性別の扱いには一定のルールがあります。動画のキャッチコピーで「若手活躍中」「女性が多い職場」のような紹介をする場合も、募集条件そのものではなく、職場の雰囲気の紹介にとどめる書き方が安全です。
この論点は法改正の影響を受けやすいため、最新のルールは専門家(社労士など)への確認を推奨します。
給与・待遇を誇張する表現|「月収100万も可能」「残業ゼロ」
「月収100万円も可能」「残業ゼロ」のように、実態より良く見せる給与・待遇の表現は、TikTok上のスパム的な誇大広告として扱われるリスクに加え、入社後のミスマッチや、求人表現としての適正さの観点でも避けたい表現です。
上限額だけを切り取らず、平均的な実態や条件を添えて紹介すると、視聴者からの信頼にもつながります。たとえば「月収100万円も可能」だけを打ち出すのではなく、「入社1年目の平均月収は〇〇円、歩合次第で上振れもあります」のように、幅と前提条件をセットで示すのが安全です。
誇張が強いほど再生は伸びやすい一方、応募後の早期離職につながるリスクも高まる点は忘れないようにしましょう。
NGワードに触れたときの影響|表示制限・削除・停止の3段階
ガイドラインに触れる表現があると、次の3段階で影響が起こり得ます。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 表示の制限 | おすすめ欄に載りにくくなり、再生数が大きく落ちる。通知がない場合も多く、気づきにくい |
| 一部機能の制限 | コメントの非表示や、検索結果への表示制限など、動画単位・機能単位の制限がかかる |
| 動画の削除・アカウント警告 | 明確な違反と判定されると、動画削除や警告が届く。繰り返すとアカウント自体の制限につながる |
再生数の急落がすべてNGワード起因とは限りませんが、複数の動画で急に数字が落ちた場合は、直近の投稿の表現を見直す価値があります。
制限が疑われるときの詳しい確認方法・対処法はTikTokのシャドウバンの原因と対処法で、警告や削除への異議申し立ての手順はTikTokの異議申し立てのやり方で、それぞれ詳しく解説しています。
企業アカウントのコメント欄はNGワード設定で守る
TikTokには、指定した言葉を含むコメントを自動的に非表示にできる「キーワードフィルター」機能があります。手順は次のとおりです。
- プロフィール画面右上のメニューから「設定とプライバシー」を開く
- 「プライバシー」内の「コメント」に進む
- 「キーワードフィルター」をオンにし、非表示にしたい言葉を登録する
企業アカウントでは、自社への荒らしコメントだけでなく、採用に関わる不適切なコメントも防げるよう、次の2種類のワードを登録しておくと安心です。
迷惑・スパム系の基本ワード|業種を問わず登録したい定番ワード
誹謗中傷につながる言葉や、過度な宣伝・勧誘に使われがちな言葉は、業種を問わず登録しておきたい基本セットです。特定の言葉だけでなく、伏せ字や当て字による回避パターンも想定して、複数の表記ゆれを登録しておくと効果的です。
たとえば、罵倒語やその略語、投資・副業の勧誘に使われやすい定型フレーズ、なりすましアカウントへの誘導リンクなどが該当します。一度登録して終わりにせず、実際に届いたコメントを見ながら定期的にリストを見直すと、荒らしの手口の変化にも対応しやすくなります。
担当者が交代したときのために、登録済みワードとその理由を簡単なメモとして残しておくのもおすすめです。
採用アカウント特有のワード|求人アカウントで狙われやすい語
採用系のアカウントには、給与や待遇への煽り目的のコメント、なりすましの応募誘導コメントが集まりやすい傾向があります。自社の募集内容と紛らわしい言葉や、外部への誘導につながりやすい言葉を登録しておくと、応募検討者に不安を与えるコメントを未然に防げます。
たとえば「書類選考なしで即採用」「LINEで直接応募を受付」といった、自社の実際の応募フローと矛盾する文言を含むコメントは、詐欺的な誘導の可能性が高く、優先的に登録したいパターンです。
応募希望者が安心して動画を見られるよう、コメント欄の見た目を清潔に保つことも、応募率に影響する重要な要素です。
7,000本の制作現場で使う「NG表現を防ぐ」運用の型
NGワード対策は、単語の暗記ではなく仕組み化がポイントです。私たちが7,000本以上の動画制作で実践している型を、3つの習慣として紹介します。
テロップ・キャプション・音声の3点を別担当で確認する
TikTokの審査は、映像だけでなくテロップ・キャプション・音声もあわせて行われます。そのため、投稿前のチェックも同じ3点で行うのが基本です。
企画・撮影を担当した本人だけで確認すると、慣れによる見落としが起きやすいため、公開前に担当者以外がもう1人確認する体制が有効です。テロップは文字として残るため見落としに気づきやすい一方、音声はBGMや効果音に紛れて聞き逃されがちです。
チェックする際は、映像を無音で見る回、音声だけを聞く回のように、確認の仕方を分けると精度が上がります。キャプションはハッシュタグも含めて確認し、意図しない言葉の組み合わせがないかまで見ておくと安心です。
自社の「言い換え辞書」を育てる
制限を受けた表現や、判断に迷った表現は、その都度記録して自社なりの言い換え集として蓄積しましょう。たとえば断定表現を「〜が期待できます」「〜の声もあります」へ言い換える型をあらかじめ決めておくと、現場の判断がぶれません。
スプレッドシートなどで「NG表現」「言い換え例」「判断した理由」の3列を用意し、担当者が誰でも参照できる場所に置いておくのがおすすめです。
運用開始から日が浅いうちは登録数が少なくても、投稿を重ねるほど辞書としての精度が上がり、新しく加わった担当者への教育コストも下がっていきます。
数字の急落は週次で確認する
週次でインサイトの数字を確認する習慣があれば、異変に早く気づき、対処も早まります。急落があれば直近投稿の表現を見直しましょう。
確認する際は、単純な再生数だけでなく、おすすめ経由の視聴比率や、コメント・シェアなどのエンゲージメントもあわせて見ると、単なる企画の当たり外れなのか、表示制限の兆候なのかを切り分けやすくなります。
複数の動画で同時に数字が落ちている場合は、直近で使った表現や音源に共通点がないかを確認するとよいでしょう。詳しい切り分け方はTikTokのシャドウバンの原因と対処法で解説しています。
表現リスクを抑えて応募を増やす|建設・警備・美容の支援実績
「攻めた企画」と「安全な表現」の両立は、決して簡単ではありません。
私たちADDICT ONEは、採用に特化したTikTok運用代行「Recruit ONE」として、累計運用100アカウント以上、動画制作7,000本以上、総再生3.5億回、バズ動画500本以上の実績を積み重ねてきました。
企画段階でのリスクチェックと投稿前の確認体制を運用に組み込み、安全性と成果の両立を支援しています。
| 業種 | 支援実績 |
|---|---|
| 建設 | 採用単価が70万円台から10万円台に低下 |
| 警備 | 1か月目から12件応募、1本の動画で28件応募 |
| 美容 | 毎月10〜20件の応募 |
初期費用なし・月額20万円からご利用いただけます。「この表現は大丈夫か判断できない」「チェック体制まで含めて任せたい」という企業様は、一度弊社ADDICT ONEへご相談ください。
TikTokのNGワードでよくある質問
ここでは、TikTokのNGワードでよくある質問へ回答します。
上記の疑問を解消しておくと、TikTokのNGワード対策をスムーズに進められます。
TikTokでバンになる言葉は?
暴力・性的表現・誹謗中傷・自傷や犯罪の助長・医療や美容の断定・金銭のあおりなど、コミュニティガイドラインの複数カテゴリに触れる言葉です。単語そのものより、映像や文脈との組み合わせで判定される点に注意してください。
ライブ配信で気をつけるNGワードは?
ライブ配信では、投稿動画と同じ禁止カテゴリに加えて、リアルタイムでのコメントやギフトのやり取りに関する注意が必要です。過度な飲酒や喫煙の映り込み、ギフトを強要するような発言は、警告の対象になりやすい傾向があります。
コメントを承認制にできる?
TikTokの設定から、コメントを投稿前に確認・承認できる機能を利用できます。荒れやすいテーマを扱う投稿や、炎上リスクが高い時期の運用では、キーワードフィルターとあわせて活用すると安心です。
今日から始めるNG表現対策|直近10本の見直しとコメント設定から
TikTokのNGワードは、公式一覧が存在しないからこそ、カテゴリで理解して仕組みで防ぐことが大切です。暴力・性的・自傷や犯罪・医療断定・金銭あおりのカテゴリを避け、投稿前チェックと言い換えの型を整えれば、表示制限に怯えずに発信を続けられます。
まずは次の2つから始めてみてください。
- 直近10本の投稿のテロップとキャプションを、カテゴリの観点で見直す
- コメント欄にキーワードフィルターを設定する
「安全な運用体制ごと任せたい」という企業様は、採用特化のTikTok運用代行「ADDICT ONE」の無料相談をご利用ください。表現ルールの設計からご提案します。


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